新しい特集『妖怪の世界』が始まりました。
ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの妖怪たちですが、
そもそもの発生は、昔の人々が身辺に起こるいろいろな「不思議」を
どう理解しようかと想像力を膨らませた結果、それらを「妖怪」という
存在に置き換えて認識しようとしたことから始まったと言われています。
以前の日本には、これらまか不思議な生き物をあまた産みおとす自由な
発想力と、それを育み後世に伝えていく風土があったのですね。
幽霊のようにあな、おそろしや!というわけでもなく、何故か親近感が
わいてしまう所以はそんなところにもあるのかもしれません。

以下、特集本の一部です。
『日本妖怪変化史』 江馬務
中公文庫 1977年3刷 600円
『妖怪の肖像』 倉本四郎
平凡社 2001年初版 2500円
『日本妖怪巡礼団』 荒俣宏
集英社 1989年5刷 800円
『妖獣霊異誌』 岡田建文
今日の話題社 2000年初版 1200円
『水木しげるの妖怪辞典』 水木しげる
東京堂出版 1985年7刷 売り切れ
『当世もののけ生態学』 別役実
早川書房 1993年初版 800円
雑誌太陽『妖怪現る』
平凡社 第33巻10号 売り切れ
等々。
水木しげる翁曰く「妖怪とは、目に見えない知性体」とのこと。
私のお気に入りは、天井でパラパラと小豆をまくような音をさせると
いう『小豆はかり』ですが、河で小豆を洗う有名な『小豆あらい』とは
また違う種類のようで、妖怪の世界もいろいろと深いらしい。
兄弟とか親類関係だったりするのかしら。
どうなのかしら。
何れにせよ、小豆系妖怪とは
是非一度お目にかかってみたい今日この頃。
特集横では彩能さんの一反木綿も浮かんでおり、
そんな私やあなたを何やらじっと見つめております。

(金曜日店長/石ころ)

