2005年11月30日

本を贈ること

大切な人に本を贈るということは
結構神秘的な気がする。
分からないのだ。相手がどう思うかなんて。
見えない未来に、”賭け”をする。
一つのイメージを思い描いてそれに向かって意志を定めて
頭をフル回転させて。

どうせならできるだけ良いタイミングで渡したいじゃない。
ユーモアたっぷりな雰囲気で、はいよって渡した方がウケる本もあれば
正面向いて目を見て、ハイってあげたい本もある。
呑む前に渡すのか別れ際なのか、それによっても本をめぐるテンションが違ってくるわけで。
深読みされないかしら、もしくは気付いてくれるかなこの28ページのここ、この辺。
ブックオフには売らないでくれよ頼むからー。

ちょっとずれたけど
本当に大事なのはこの本がその人とうまくやっていけそうかということ。
一瞬でもいいし、一生でもいい。別にどっちでもいい。
ちょっとでも引っかかってくれたら嬉しいので。

ちなみに私としては、本を贈られるととっても嬉しい気持になれる。
信頼のおける人から贈られた本は、
あららもしかしてこの本を求めていたの私って?という気分になるし
実際自分で買って読むより3割増で良い印象になる。

長く会っていなかった友人や、まだちょっと深くは知らないような相手に贈る場合は
写真集か絵本なんかがよいんじゃないかと覆う。
余計な表現のない、ストレートなものは
その人の感じ方次第でどうとも取れるから。

本を贈る。どんどん共有する。
素敵なことだと思う。
とにかくこういうこと増えていけばいいな。
時計や椅子やカシミアのマフラーよりも安いし、
少しだけ相手と距離が近づくかもしれないし。

…いや、でも世の中的には時計や椅子やカシミアのマフラーを贈った方が
うまくいくのかもしれない。どうなの。
分からない。ここから先は美輪さんに聞いてみて。

(水曜店長/ナンダ)
posted by 元我堂 at 18:47 | 東京 ???? | コメント(0) | トラックバック(0) | ■店長日記
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