こんばんは、木曜店長のしんごです。通りを足早に歩いていく人々を眺めながら、お店番をしてます。
ところで急に変な質問ですが、東京って好きですか?
ぼくは静岡生まれなんですが、小学生のとき東京に出てきて以来、すでに四半世紀以上の時間がたってしまいました。だけどいまだに東京になじめません。
大学時代、東京に出てきて同級生たちがみるみるうちに服や言葉遣いまで変わっていくのを横目で眺めていました。同じ高校で、大学もいっしょの近所に住む友人がいて、やはり自分と同じで上昇志向が強くない、いいかえればのんびり。そいつとよく、いやーあいつらの自意識過剰で目立とうっていう気持ちにかなわないようなって話していました。とか言いつつ、自分たちも十分自意識過剰だったのですが……。
事情があって生まれ故郷には上京してから一度も帰ってなかったのですが、昨年、約30年ぶりに帰郷しました。何か変化があるかなと思ったのですが、裏さびれて建物だけが古くなってただけで、当時とほとんど違いがありませんでした。祖父に連れられて通った銭湯も昔のまま。海の男達が汗を流しています。
そんなことがあってから、改めて東京っていうのは変化の街だなと思うようになりました。小中学校の同級生たちの多くは、実家がバブルの時期、土地を地上げにあって立ち退いて郊外へ引っ越してしまったり、また事業に失敗して夜逃げで行方不明だったり。こんなこと書いてる自分だって、近況を知らせ合う友人がまったくいません。そもそも、生徒の数が少なくなってしまって、母校自体が存在してないのです。
今日品出しした安西水丸『青山へかえる夜』(マガジンハウス)は青山にまつわるエッセイ。青山表参道っていえば、オサレな雰囲気な街ですが、もちろんそこで暮してるひとびとが当たり前のようにいて、でもやっぱりオサレだったりします。この本はちょうど十年くらい前の青山を書いてますが、今はまたずいぶん変わってるんでしょうね。
あっ、なんで自分が東京になじめないのか、今さらながら気付きました。オサレな雰囲気が苦手で、変化が苦手なんですね。やばい時代に取り残されるって? 大きなお世話です。すでに取り残されてますから。
オサレ
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(木曜店長/しんご)
2005年12月08日
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せどらー/アファリエイターのしんごさんは
十分時代の波に乗っているんじゃない?(笑)