2006年04月08日

春先の吉田さん。

 酒を呑んでいれば春なのである。
 と言ったのは吉田健一。
 
 季節が移り変わるとき、
 生きているということを感じさせるのは酒を呑んでいるときだ、
 と言ったのは吉田健一。

 秋でも冬でも構わないけど、
 それを春だというのがなんとなーく正しいと僕は思っちゃうんだなぁ。
 と、締めくくられるその文章が私は好きで、
 若草色のスプリングコートが欲しくなりだす時分に、
 なんとなーくその一冊を広げるのです。

 なんとなーく、というのは春のせいだ、きっと。

               
 (まりな/土曜日店長)
posted by 元我堂 at 22:31 | 東京 ???? | コメント(0) | トラックバック(0) | ■店長日記
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