酒を呑んでいれば春なのである。
と言ったのは吉田健一。
季節が移り変わるとき、
生きているということを感じさせるのは酒を呑んでいるときだ、
と言ったのは吉田健一。
秋でも冬でも構わないけど、
それを春だというのがなんとなーく正しいと僕は思っちゃうんだなぁ。
と、締めくくられるその文章が私は好きで、
若草色のスプリングコートが欲しくなりだす時分に、
なんとなーくその一冊を広げるのです。
なんとなーく、というのは春のせいだ、きっと。
(まりな/土曜日店長)
2006年04月08日
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