川上弘美「なんとなくな日々」(岩波書店)のなかで、主婦というのはダンナ以外の男とほとんど会話しないなーとある日思って、実際に1週間の会話をノートに書き留めてみたという話が出ていた。
それによると話したのは、ご近所の主婦友達、宅配のお兄さん、工事に来た人など数人で、会話の内容は「はい」「お願いします」のような、決まりきったものだったという。
あまりに少なくて、おかしくなって笑ってしまったらしい。
この話を読んで、自分も負けないくらい少ないぞ(こんなことで張り合ってどーする?)と思って、この1週間、誰と会話したか記憶してみた。ノートに取るほどでもなく、記憶できるくらい少なかった。
主婦の女友達、元我堂nonさん、旅猫さん、元我堂に来店されたお客さんおふたり、朝陽のご主人・奥さん、うら裏マスター、近所のそうざい屋の店長さん。
なんとなくやばい気がしてきた。いくら今週は、雨降りでほとんど表出てなかったとはいえ、少なすぎ!
会社勤めをしてなく、特定の人とやりとりしないで生計をたてているので
人と話す機会が極端に少ない。また積極的に誰かに話しかけるほうじゃない。でも話すはけっこう好きなのだ。
こうしていつも、決まった相手とだけ会話して、積み上げていくと、人間としての土台が偏っていくような気がして怖い。いや、土台はすでに激しく偏ってるけど。
などと思いつつ、自分と合わないひとと無理やり会話しなくてもいいじゃないと思ったりもする。
そもそも一人暮らししてると、独り言が多くなるような気がするな。
このブログも一種の独り言みたいなものですかねぇ……。
(木曜店長/しんご)
2005年10月06日
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