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【パリからの贈り物 + 非日常、超現実の悦楽】
パリには魔物が潜んでいる。
浮ついたこころがけでこの地を踏んだ者には、パリは皮相な日常の現実しか見せない。
周到に準備された鋭敏な感覚と地獄の炎で釜炊きされ、気化した精神を持つ者のみがこの手ごわい魔都の重い扉をこじあけることができる。つまり天空と奈落を一瞬にして飛行する者、土地の精霊(ゲニウス・ロキ)と交信できる者のみに、パリは微笑みかけるのだ。
「落下せよ」とパリは言う。「さらに下方へ!」と。ラ・ダーム・サン・メルシイ(無慈悲な女)、それはパリ!
見えないもうひとつの都市の入り口を求めてひたすら歩こう。
そこには迷宮をさまよう快楽と知的な酩酊とが待っている。街角に潜むスフィンクスが問いかける。「わたしとは誰か?」と。怪物を想像力という武器で打ち負かす路上の英雄としての遊歩者。
地図を捨てよ。魔都の案内人は自分自身だ。
鏡が反復行為としての日常の比喩とすれば、割れた鏡は脈絡のない日常の断片のかけら。それらはコラージュや再編集が可能で、非日常、超現実への入り口と言えるだろう。浮かれた日常の足下に底知れぬ暗黒の谷間が存在する。だがほとんどの人が強力な日常の波動に飲み込まれ、足下に広がる地獄に気がつかない。
闇の谷底に降り、地獄から生還した者のみが奴隷の日常から脱却し、非日常、超現実の悦楽を手に入れることができるのだ。
非日常、超現実の世界から抽出される良質な微量の毒素。異化作用(デペイズマン)の錬金術。生を輝かせる黄金の髑髏。シュールレアリストたちを召還せよ。そして、もっと毒を!
書肆 夜の遊歩者
■追加した本(更新2月22日)■
「アンドレ・ブルトンと瀧口修造」 佐谷画廊 1993年 4000円
「gq 瀧口修造、デュシャン特集」 1974年 4500円
「一角獣の変身」 青木画廊 1986年 6500円
「JUST LIKE A SHADOW」 JONAS MEKAS 2000年 6500円
「本の手帖」 昭森社 1967年8月号 特集ボードレール百年記念 2000円
■追加した本(更新2月11日)■
「夜想13号特集シュルレアリスム」 ペヨトル工房 1984年 2500円
「ハンス・ベルメール写真集」 リブロポート 1993年 6500円
■出品している本の一部■
「ロートレアモンのパリ」出口裕弘 筑摩書房 1983年初版 2500円
「レビュー創刊1号 特集機械と植物」 螺旋社 1979年 4500円
「月時計のパリ」平沢淑子 講談社 1984年初版 3500円
「本の手帖 特集アンドレ・ブルトン追悼」 昭森社 1966年 3000円
「芸術倶楽部 特集逆宇宙」 フィルムアート社 1973年 1500円
「芸術倶楽部 特集方法としての旅」 フィルムアート社 1973年 1500円
「芸術倶楽部 特集半世界」 フィルムアート社 1973年 1500円
「劇画の歴史」ジェラール・ブランシャール 河出書房新社 1974年 8000円
「KANO」加納光於 南画廊 1967年 限定500部 20000円
「加害と被害」 板橋区立美術館 1998年 1500円
「第27回オマージュ瀧口修造展 平沢淑子」 佐谷画廊 2500円
「平沢淑子アートの軌跡」 秋田千秋美術館 2005年 2500円
「LA VIERGE CHIMERE」FRANCOIS VALORBE LE TERRAIN VAGUE1957年 表紙はスワンベリの作品 5000円
「瀧口修造と戦後美術」 富山県立近代美術館 1982年 7000円
「GRAND ATLAS PARIS」 パリ地図帳 1500円
「DE LA SURVIVANCE DE CERTAINS MYTHES・・・」 TERRAIN VAGUE 1988年 3000円
「シュールレアリスム それは生を刈り込むことだ」ワルドベルグ 美術出版社1971年 3500円
「アンドレ・ブルトン集成7」 人文書院 1971年 野をひらく鍵など 付録付き 5000円
「JEAN-LUC GODARD HISTOIRE(S) DU CINEMA」1999年 ECM サウンドトラックCD 4冊箱入り 8000円











